暑い夏は、かき氷やアイスクリーム、アイスコーヒーなど、とにかくひんやり冷たいものが恋しくなりますね。私が朝の日課として続けているグリーンスムージーやコールドプレスジュースなどは、栄養価が高い反面、冷たい飲み物なので冷えやすいので注意! そこで、飲み物はなるべく常温にしましょう。最近ではコンビニ、駅のキオスクでも常温コーナーが設置されていて、お茶やお水、炭酸水などが売っています。
食材にも体を温めるものと冷やすものがあります。じつは旬の夏野菜には体を冷やすものが多いので、夏野菜を食べるときは、生ではなく温かいスープにしてみてはいかがでしょうか?
たっぷりの野菜を入れて煮込めば栄養価も高くなり、もちろん体もポカポカしてきます。体を温める食材としておすすめなのが、しょうが。温かい紅茶にドライしょうがと黒砂糖を少々入れるだけで、おいしいしょうが紅茶のできあがり。本当に体がポカポカしてきて、体のめぐりがよくなります。
食べ物で冷えを改善するには、まだまだあります。3大栄養素のひとつたんぱく質は、体を温める大切な栄養素のひとつ。鶏肉や鮭、赤味肉などには良質なたんぱく質がたっぷり含まれているので、それらの食材を使ったメニューを考えてみてくださいね。
夏は紫外線など外的ストレスによって、髪のダメージも加速するので、髪にいい食べものも積極的にとりましょう! さきほどお伝えしたたんぱく質は、髪の毛のもととなる栄養素。動物性たんぱく質だけでなく、大豆や枝豆などの植物性たんぱく質をたくさん摂取してください。
また、ビタミン類も必要です。にんじんやかぼちゃなど緑黄色野菜に含まれるビタミンA、サバやイワシなどの青魚に含まれるビタミンB6、ナッツやオリーブオイルなど植物油に含まれるビタミンEは髪の毛の成長をサポートします。もちろん、昆布やわかめなどのミネラルを多く含んだ海藻類は、髪の毛のツヤを与えますから、サラダやお味噌汁などに加えてください。さっそく今日食べる食事のメニューを見直して、冷えを防ぐメニューや髪にいい食材選びを実践しましょう。
食生活を見直すことで、体質改善されて体調が良くなるのを実感できるはずです!
次回は、冷えを防ぐためのライフスタイル全般のお話をします。