どうして？！ 秋になると抜け毛が増える理由
最近、髪を洗った後の排水溝を見ると、普段より髪の毛が抜けているように感じます。いつもと変わらない生活をしているのに、なぜ？と思って、いろいろ調べたところ、季節に関係していることがわかりました。
そもそも髪は１日に何本抜けているかご存知ですか？
だいたい１日に100本ぐらいは抜けているそうです。数値にすると100本も！って思ってしまいますが、これは平均値だそう。抜け毛の量は季節によって変化があり、もっとも少ないのが春。逆にいちばん多く抜けるのは、秋なんです。私が日々実感していたのはやはり間違っていなかったのですね。
ここで、『髪が抜ける仕組み』についてお話します。みなさんもご存知の通り、髪には寿命があります。１本の髪が抜けるまでの期間はおよそ２年～６年と言われ、髪が抜けるとまた新しい髪が生えてきます。これを“ヘアサイクル”といいます。このヘアサイクルが正しく行われていれば問題ないのですが、ヘアサイクルが短くなったり、新しい毛が生えてこないと、薄毛の心配があります。
さて、秋になるとどうして抜け毛が増えるのかについてお話します。
さまざまな原因がありますが、夏疲れが蓄積していること。暑い夏がようやく過ぎたころ、どっと疲れがでて体調を崩しやすくなります。疲れが溜まることで、血行不良、冷えといった不調が重なることで頭皮にも影響を与え、十分な栄養が行き渡らなくなります。また、紫外線によるダメージも深く影響しているそうです。かなり頭皮が弱っていますから、毛は抜けやすくなりますし、髪にもツヤがなくなります。
抜け毛というと加齢によるものと考えてしまいがちですが、秋の抜け毛にいたっては、年齢は関係ありません。キレイなヘアスタイリングを保つためにも、秋こそしっかりヘアケアを心がけて、抜け毛を防ぐべきですね！
次回からは、具体的な抜け毛予防についてお話します。
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